データ入稿の概要

カットデータとはどんなもの？

カットデータとは、切文字を製作する際に必要となる製作データの ことです。このカットデータをもとに、NCルーターやカッティング プロッター、レーザー加工機などの機械を使って切文字をつくります。 このため、いただいたデータの形式が弊社で使用できなかったり、 カットデータ自体がなかったりする場合には、弊社でご準備、 調整させていただきます。
ただし、この場合には、データを変換するためのレイアウト費や、 カットデータ化するためのトレース費が別途必要となります。

カットデータに関する注意点

完全データ入稿（無料）

いただいたカットデータに弊社で修正を加えることなく、そのまま製作に使用できることを、完全データ入稿といいます。
弊社でこれが可能なのは、「Adobe Illustrator」で作成された「aiファイル」のみです。
このため、WordやExcel、PowerPointで作成されたものは、完全データ入稿ができません。

完全データ入稿できないとき（有料）

「Adobe Illustrator」が使用できないなどで、完全データ入稿できない場合には、Word、Excel、PowerPointで作成した データをお送りください。それをもとに、弊社のデザイナーがカットデータを作成いたします。
この場合には、レイアウト費やトレース費などの別途料金が必要となります。

文字のみのデザイン

いただいたデータと同じ書体が弊社にない場合、なるべく似た書体でカットデータを作成いたします。
この場合、別途レイアウト費が発生します。

イラストやロゴのあるデザイン

イラストやロゴのデザインを画像でお送りいただく場合には、弊社でトレースを行い、カットデータを作成いたします。
この場合、別途レイアウト費とトレース費が発生します。 なお、Excelファイルなどをそのまま送ると、使用しているOSやモニターなどの違いによって、異なった色味や書体に 見えることがあります。このため、データをPDFにするか、スクリーンショットで保存してお送りください。

データのアウトライン化とトレース

文字のカットデータを作成する場合に、弊社にないフォントを使用されると、弊社で見たときに別のフォントへ置き換わってしまいます。

特徴的なフォントをアウトライン化せずに入稿すると

一般書体に置き換わってしまいます

このため、「Adobe Illustrator」でフォントのカットデータを作成する場合には、文字の外側のラインを図形データに するアウトライン化を行ってください。
なお、「Adobe Illustrator」でアウトライン化を行う手順は以下になります。

1すべてのレイヤーのロックを解除する

2「選択」のタブから「すべてを選択」を選ぶ

3「書式」のタブから「アウトラインを作成」を選ぶ

注意

操作画面の左上にある「選択なし」の表示が、「グループ」に変わっていればアウトライン化ができています。
なお、アウトライン化したデータは、もとの状態に戻すことができないため、あとで修正するときのために、 もとのデータは残しておくようにしましょう。
また、画像についても、このアウトライン化に似たトレースという処理が必要で、切文字を製作する際にはこの ラインに沿ってカットします。
フォント、画像ともに、このアウトライン化やトレースが行われていないと完全データとはいえず、別途トレース 費が発生することがあります。

カラーの指定方法

いただいたカットデータを印刷すると、使用するプリンターによって、用紙に印刷されるカラーが微妙に違います。
このため、カラーに細かな指定がある場合には、以下のいずれかの方法でご指定いただければ、なるべく近いカラーで製作 ができます。

• 日本塗料工業会の「色票番号」、「DIC」、「PANTONE」、「色見本」などで指定
• ご希望のカラーを紙に印刷し、その紙を弊社に郵送して指定
• 有名店のロゴのカラーなどで指定

カットデータの入稿方法

カットデータの入稿方法には以下があります。

見積依頼のフォーム・お問合せフォームから入稿

弊社の見積もりフォームに、ファイルを添付して送信する方法です。
フォームから1MBまで送信可能です。ファイルサイズが大きい場合には、軽量化いただくか、見積依頼後のやり取り時にメール添付で送信いただく様お願い致します。
送信先：kirimojionline.seo@gmail.com